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2017年8月15日 (火)

戦争中の暮しの記録


72回目の8月15日、読了。
世田谷美術館で2017年2月11日から4月9日まで、「花森安治の仕事 ― デザインする手、編集長の眼」が開催されていた。
https://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/past.html
展覧会はその後、4月18日から5月21日まで碧南市藤井達吉現代美術館で、6月16日から7月30日まで高岡市美術館で開催され、9月2日から10月15日まで岩手県立美術館で開催される予定である。
http://www.ima.or.jp/exhibition/temporary/20170902_1015_ex02.html
「戦争中の暮しの記録」は、1968年8月に刊行された暮しの手帖第96号全部と、第97号の「戦争経験のない若い人たちの読後感」全文、さらに第99号での「じっさいに戦争を体験した人たちの感想」全文を加えて一冊にしたものである。
初版は1969年8月15日、本書は2016年の第23刷である。
暮しの手帖第96号が出た1968年にはベトナムにおけるテト攻勢、チェコ事件などがあり、ある意味では「戦争」が身近に存在しつつも、日本の国は高度成長期、GNPが世界第2位になり経済白書が「豊かさへの挑戦」とぶち上げ、戦争とは無縁であるかのような世相であった。
「若い人たち」と言っても当時の「若い人たち」で、1938生まれの30歳から1959年生まれの小学校3年生まで、今は80歳から60歳の年齢の人たちだ。
このときの「若い人たち」と同世代の者としては、「できることなら、君もまた、君の後に生まれる者のために、そのまた後に生まれる者のために、この一冊を、たとえどんなにボロボロになっても、残しておいてほしい。これが、この戦争を生きてきた者の一人としての、切なる願いである。」と「この日の後に生まれてくる人に」(P.53)に書いた編集部(花森氏だろう)の思いを受け止め、引き継いでいきたい。
戦場
いろいろの道具
わたしの写した教科書
若き日よふたたびはかえらぬものを
焼跡の卒業式
壕舎にも召集令状は来た
巷に雨の降る如く
この日の後に生まれてくる人に
日日の歌
配給食品日記
お願い申します
疎開
東京大空襲
わが町は焼けたり
一九四五年八月六日
大阪全滅
飢えたるこどもたち
おてがみ
村へやってきた町の子
防空壕と壕舎
小学生
油と泥にまみれて

酒・たばこ・マッチ・石けん・長ぐつ・油
路傍の畑
産婆さんは大忙し
ゆがめられたおしゃれ
恥の記憶
汽車は行く
いろいろ
父よ夫よ
百姓日記
附録
1 戦争中の暮しの記録を若い世代はどう読んだか
  1215名の若い人たちについて
2 戦争を体験した大人から戦争を知らない若い人へ
  やっと発言しはじめた戦中派
暮しの手帖社
https://www.kurashi-no-techo.co.jp/books/b_1021.html

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